福祉ビジョン2011
全社協政策委員会では、本委員会の構成組織である社会福祉法人等社会福祉関係者の描くめざすべき福祉の姿を明らかにし、国民(日本に住む人すべて)、国・地方公共団体に提言し、理解と推進を呼びかけるため、「全社協福祉ビジョン2011」をとりまとめました。
同時に、「全社協福祉ビジョン2011」は、本委員会の構成組織に対し、自らの取り組みの方向・内容について共通認識づくりをすすめ、その取り組みの決意表明を行うものでもあります。
本ビジョンのとりまとめにあたっては、2009年12月より政策委員会幹事会において検討を開始し、有識者を招いた学習会、検討作業委員会等での約1年にわたる議論を経て2010年12月に発表しました。
全社協2011 実践事例集
本冊子は、「全社協福祉ビジョン2011」および平成23年~24年度にかけて設置された「新たな福祉課題・生活課題への対応と社会福祉法人の役割に関する検討会」で提案した内容を具体化していくにあたって参考になる実践事例を収集し、その取り組みのポイントや工夫も含めて紹介したものです。いずれの事例においても、それぞれの地域で真摯にニーズに向き合い、創意工夫と連携・協働によって新たな事業・活動が生みだされています。これらの事例から実践につながるヒントを得て、新たな取り組みが全国に広がっていくことを強く期待するものです。